環境NGO15団体と共同で「減プラスチック社会提言書」を環境省に提出ーーグリーンピース、「減プラスチック社会」を求めて
RELEASE PLASTIC 2018.10.29

環境NGO15団体と共同で「減プラスチック社会提言書」を環境省に提出ーーグリーンピース、「減プラスチック社会」を求めて

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース)は、本日10月29日、環境NGO15団体で構成された「減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク」の参加団体として、現在環境省で議論されている「プラスチック資源循環戦略」について、「減プラスチック社会提言書」を発表し、環境省リサイクル推進室長に提出しました(注1)。

本提言書は、環境省が発表した「プラスチック資源循環戦略」の素案が、G20で海洋プラスチック汚染をリードするには不十分なものとして、3Rのうち、最重要視するべきReduce(プラスチック生産・消費の減少)の具体的な戦略案を盛り込むため、①「G7海洋プラスチック憲章」の内容を超えた目標の設定、②使い捨てプラスチックの使用量の大幅な削減、③プラスチック製容器包装廃棄物の資源有効利用率に熱回収分を加算しないこと、を示しています。

(主なポイント)
・2025年までに、少なくともこれまで国外に輸出していた量に相当する150万トンの使い捨てプラスチックを削減する。そして2030年までに使い捨てプラスチック使用削減50%以上を目指す。
・資源有効利用率に加算されている熱回収分を、加算しない。

グリーンピースのキャンペーナー、石原謙治は「日本政府は、G20で海洋プラスチック汚染をリードすると明言しましたが、今の素案のままでは国際社会に不信感を招きかねない内容であり、より野心的な目標を掲げる必要があります。特に、サーマルリサイクルと言われてきた熱回収を資源有効利用率に加算していることは、資源の循環利用やCO2排出の側面から見ても大きな疑問が残ります」と訴えました。

同ネットワークは、「大量生産、大量消費、大量廃棄」の経済構造から、「循環経済」型の社会構造に転換する将来的な姿として「減プラスチック社会」を提唱しています。

グリーンピースは、使い捨てプラスチックによる海・河川・地域社会の汚染を止めるため、プラ製品の生産・消費を削減(リデュース)の推進を提唱しています。誰でもプラスチック問題を分かりやすく知ることができるグリーンピースのウェブサイト「プラスチックフリーの暮らしをつくろう」(注2)を大幅リニューアルいたしました。ぜひご覧ください。

注1)提言書リンク
注2)http://plasticfreelife.jp

呼びかけ:減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク
以下団体リスト
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
一般社団法人 JEAN
特定非営利活動法人 パートナーシップオフィス
容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
全国川ごみネットワーク
さがみはら環境問題研究会
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン
特定非営利活動法人プラスチックフリージャパン
ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議
NPO法人 菜の花プロジェクトネットワーク
「ごみゼロプラン静岡」市民ネットワーク
奈良エコライフ研究会
エコハウスしずおか
特定非営利活動法人プロジェクト保津川
認定NPO法人環境市民
※ 2018年10月26日までの賛同団体として

関連キーワード