(気候ネットワーク、グリーンピース、WWF、地球の友の合同発表です)小泉首相へメールアクション、短期集中国際キャンペーン京都議定書の批准を求め、 世界一斉に始動
RELEASE OTHERS 2001.06.21

(気候ネットワーク、グリーンピース、
WWF、地球の友の合同発表です)


小泉首相へメールアクション、
短期集中国際キャンペーン

京都議定書の批准を求め、 世界一斉に始動

日本政府の態度があいまいなために、地球温暖化防止のための京都議定書の行方が危うくなっています。
ブッシュ政権が京都議定書の交渉に戻る見込みがない中、議定書を救い2002年に発効させるためには、日本が、米国の動向に関わらず、京都議定書を批准する姿勢を明確にすることがまさに不可欠になっています。7月に再開されるCOP6を間近に控え、もう時間がない中、日本が米国の参加を待ち続けることは京都議定書をつぶす結果をもたらします。
今、京都議定書の運命は、小泉純一郎首相の決断に委ねられています。

そこで、日本政府の決断を促すため、国際環境NGOであるグリーンピース、世界自然保護基金(WWF)、地球の友と国内のネットワークである気候ネットワークが一緒になって、6月22日(日本時間)から世界で一斉に小泉首相へメールを送る短期集中国際キャンペーンをスタートさせます。

メールアクションでは、小泉首相が訪米する6月30日の日米首脳会談までをターゲットに、批准の意思を示している他の国々とともに、日本が率先して京都議定書を批准し発効させる意思があることを表明するよう求めます。

以下のアドレスからメールを送れます。

● 国際メールアクション(英語)(ホームページより)
グリーンピース・インターナショナル http://www.greenpeace.org/
世界自然保護基金(WWF)インターナショナル http://www.panda.org/climate/
地球の友インターナショナル http://www.foe.co.uk/

● 国内メールアクション(日本語)(ホームページより)
気候ネットワーク http://www.jca.apc.org/~kikonet/index-j.html
グリーンピース・ジャパン http://www.greenpeace.or.jp/
地球の友ジャパン http://www.foejapan.org/

◆ 国際キャンペーン用の手紙内容

内閣総理大臣 小泉純一郎 様

私は、温暖化を防止するための国際的な合意である、京都議定書の運命が今後どうなっていくか、大変懸念しており、日本が京都議定書を批准することが、その存続に必要不可欠だと考えます。

米国のブッシュ大統領が議定書を離脱した行為に対し、首相が「遺憾」と発言されたことに、私は共感いたします。6月30日にキャンプ・デイビッドでブッシュ大統領にお会いになるということですが、その際に、世界の多くの人々が願っている以下のメッセージを彼に伝えて頂くことを、ぜひお願いいたします。

「2002年には議定書を発効させるため、日本政府は1997年に京都で合意された国際的な約束を尊重し、貴方(ブッシュ大統領)の決断に左右されることなく、京都議定書を批准するために前進しなければならないのです。」

今、日本政府は、まず前進することを決断すべきです。他国と手を取り、7月の交渉会議で議定書を完成させ、議定書とともに歩み始める用意をすべきです。 京都議定書が発効すれば、米国を議定書に呼び戻すことが容易になると私は考えます。もし日本政府が今決断しなければ、議定書は崩壊し、温暖化を防止するための政策が10年後回しになり、後悔という苦さと不信感だけを引きずることになります。

小泉総理、今私たちは歴史的にもっとも重要な瞬間に直面しています。日本政府は大変な責任を担っています。京都議定書は歴史的合意です。そしてそれは日本の決断にかかっています。ぜひその責任を、果たしてください。

以上

Dear Prime Minister Junichiro Koizumi

I am writing to you because I am very concerned about the fate of the Kyoto Protocol and because the ratification by Japan of this agreement is essential to its survival. I agreed with you very much when you said that the action of President Bush in rejecting this agreement is ‘deplorable’.

I have read that you are meeting with Mr. Bush at Camp David on the 30th June and I would respectfully request that you carry one message to him, which I am sure will have the support of the majority of world opinion:

“Regretfully, Japan must move forward and honour the commitment it made in Kyoto and ratify the Kyoto Protocol independent of the decision of President Bush, so that it can enter into force by 2002.”

The first step for Japan is to decide now to move ahead, engage with other countries that are ready to move forward with the Kyoto Protocol, and finalize the protocol at the July climate summit. With the Kyoto Protocol in force, I think we will be in the best position to bring the US back into the agreement at a later time. If Japan does not decide now and the protocol collapses this will set back climate protection by a decade and leave a long residue of bitterness and mistrust.

Sir, this is a critical moment in history and I truly believe Japan has a big responsibility. The Kyoto Protocol is a historic agreement and now its survival depends on Japan. Please honour that responsibility

Yours sincerely
CC Environment Minister.

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