ブラジル政府、マホガニーの伐採と輸出の一時停止を宣言。日本政府は、輸入企業に対しマホガニー輸入禁止の徹底を!
RELEASE 2001.10.30

ブラジル政府、マホガニーの伐採と輸出の一時停止を宣言。
日本政府は、輸入企業に対しマホガニー輸入禁止の徹底を!

環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日林野庁長官と環境大臣に対し、マホガニーの輸入を行っている企業に輸入の禁止を徹底するよう、要請書(添付)を送付した。これは、10月24日ブラジル政府が、業界における調査が終了されるまで、ブラジルにおけるマホガニーの伐採、輸送及び取引を全て差し止めるという、前例のない宣言を行ったことを受けたもの。ブラジル政府が一時停止宣言を行った背景として、パラ州における違法伐採状況の詳細をまとめた報告書「マホガニーをめぐる犯罪の協力者たち:Partners in Mahogany Crime」を含むグリーンピースによる何ヶ月間にもわたる現地調査と世界各国で行っているアマゾンの違法伐採を止めるキャンペーンが功を奏したといえる。

グリーンピース・ジャパンが本日日本政府に行った要請と同様に、グリーンピースは各国政府に対して独立機関によって合法で持続可能と認証されるまで、ブラジル産マホガニーのような原生林からの木材貿易を停止させるよう、要請している。

グリーンピースの報告書、「マホガニーをめぐる犯罪の協力者たち Partners in Mahogany Crime」では、マホガニーの美しいイメージの裏側にある違法と破壊の連鎖が暴露されている。これら違法行為とは、厳しく禁止された先住民族の土地での伐採、不正の認可証取得、マホガニー材の明細目録の偽造を指している。伐採が認可された地域内(森林管理計画)に現存するマホガニーの量を多めに概算することによって、何の疑惑ももたれずに、伐採者は、違法に伐採を行っているのである。良質のマホガニーは、熱帯雨林の中でも、より手つかずとなっている地域に存在する。マホガニーの違法伐採は、他の伐採者も利用できる原生林への道を作ることになり、この地域の原生林全体の破壊を加速させる直接の原因となっている。

「この報告書によって、違法マホガニー業者を追い詰めることが出来る。ブラジル政府は、やっとこの問題に対処し始めたが、まだまだなすべき事がある。この貴重な熱帯雨林保護のためにもアマゾン中心地、Middle landsにおける、全ての伐採を一時停止させるべきである。マホガニーのすべては、FSC(森林管理協議会)の認証を受けていないと見られる。消費者は、このFSCに認証されていない木材の購入を中止すべきである。ブラジルにおける違法なマホガニー伐採は、世界的に進む原生林破壊と、この破壊をコントロール出来ない政府の失態という、違法伐採問題の顕著な例だ。世界に残された原生林の将来を確立するための最初の一歩として、グリーンピースは各国政府に対して、独立機関(FSC)によって合法で持続可能と認証されるまで、ブラジル産マホガニーのような原生林からの木材貿易を停止させるよう、要請する。」(グリーンピース、アマゾンキャンペーンコーディネーター、パウロ・アダーリオ)

この報告書の発表は、世界中の原生林保護を目指したグリーンピースによる世界的キャンペーンの一環である。グリーンピースは、各国政府に対し、以下を要請している。

破壊を止めよ — 森林保護と維持可能な利用のために責任ある計画が合意されるまで、原生林地域での更なる産業活動を中止すべきである。

木材貿易をクリーンなものに — 木材が合法に、かつ、環境保全に責任ある形で生産され、取引されることを確立すべきである。

金銭を費やす価値あるものとみなせ — 少なくとも年間150億米ドルを森林保護と維持可能な発展のために供出すべきである。

マホガニー伐採と輸出の一時停止の決定は、数度にわたるグリーンピースのアマゾン違法伐採に関する暴露(これによりパウロ・アダ-リオは暗殺の脅迫を受けている)によってもたらされた。広範な原生林の80%はすでに破壊されているか、劣化している。残りの20%を保護するために、われわれに残された時間は少ない。

報告書:「マホガニーをめぐる犯罪の協力者たち(Partners in Mahogany Crime)」は、以下のURLでご覧になれます。
http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf (全文、英語)
http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html (サマリー、英語)

2001年10月30日

環境省 大臣 川口順子様

グリーンピース・ジャパン
事務局長:志田早苗
森林問題担当:尾崎由嘉
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-13-11 N.Fビル2F
Tel:03-5338-9800 Fax:03-5338-9817

要請書
日本政府は、輸入企業に対しブラジル産マホガニー輸入禁止の徹底を!

世界的に、原生林の破壊と減少が問題になっています。なかでも、ブラジル、ロシアなどでの違法伐採による原生林破壊に対しては、迅速かつ有効な対応が求められております。ご存知のように、原生林は単なる木の集まりではありません。膨大な種が森林に依存しており、豊かな生態系は一度破壊されれば元に戻ることはありません。日本は、世界有数の木材輸入国であり、また、違法伐採に取り組むことを公約したG8諸国の一員でもあり、そして、生物多様性条約の締約国でもあります。

10月24日ブラジル政府は、業界における調査が終了されるまで、ブラジルにおけるマホガニーの伐採、輸送及び取引を全て差し止めるという、前例のない命令を下しました(別紙参照)。ブラジル政府が一時停止宣言を行った背景として、パラ州における違法伐採状況の詳細をまとめた報告書「マホガニーをめぐる犯罪の協力者たち:Partners in Mahogany Crime」(注1) の発表を含むグリーンピースによる何ヶ月間にもわたる現地調査と、世界各国で行っているアマゾンの違法伐採を止めるキャンペーンが影響を与えました。

ブラジルにおける違法マホガニー伐採は、世界的に進む原生林破壊と、この破壊をコントロール出来ない政府の失態という、違法伐採問題の顕著な例だと考えます。世界に残された原生林の将来を確立するための最初の一歩として、グリーンピースは日本政府に対して、独立機関(FSC)によって合法で持続可能と認証されるまで、ブラジル産マホガニーのような原生林からの木材貿易を停止させるよう、要請します。ブラジル政府による命令を、日本国内の企業が厳守するよう、徹底した指導を行っていただくよう、お願い申しあげます。

この要請書に対するお返事を、お待ちしております。

注1:この報告書では、マホガニーの美しいイメージの裏側では、違法と破壊の連鎖があることがあばかれている。これら違法行為とは、厳しく禁じられた先住民族の土地内での伐採、不正の認可証取得、偽造のマホガニー材明細目録の作成を指している。伐採が認可された地域内(森林管理計画)に現存するマホガニーの量を多めに概算することによって、何の疑惑ももたれずに、伐採者は、違法に伐採を行っているのである。良質なマホガニーは熱帯雨林の中でも、より手つかずの地域のみに存在するため、違法なマホガニーの伐採は、他の伐採者もアクセスできてしまう原生林への道を作り出しており、直接、この地域の原生林の破壊原因となっている。

レポートについては、グリーンピースのホームページをご覧ください。
http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf (全文、英語)
http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html (サマリー、英語)

グリーンピースは、世界中の原生林保護を目指し、世界的キャンペーンを行っています。
グリーンピースは、各国政府に対して以下を要請しています。

破壊を止めよ — 森林保護と維持可能な利用のために責任ある計画が合意されるまで、原生林地域での更なる産業活動を中止すべきである。

木材貿易をクリーンなものに — 木材が合法に、かつ、環境保全に責任ある形で生産され、取引されることを確立すべきである。

金銭を費やす価値あるものとみなせ — 少なくとも年間150億米ドルを森林保護と維持可能な 発展のために供出すべきである。

この要請は、グリーンピース本部より、各省庁生物多様性条約の各ご担当者様あてで、先日お送り申しあげております。

以上

2001年10月30日

林野庁 長官 加藤鐵夫様

グリーンピース・ジャパン
事務局長:志田早苗
森林問題担当:尾崎由嘉
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-13-11 N.Fビル2F
Tel:03-5338-9800 Fax:03-5338-9817

要請書
日本政府は、輸入企業に対しブラジル産マホガニー輸入禁止の徹底を!

世界的に、原生林の破壊と減少が問題になっています。なかでも、ブラジル、ロシアなどでの違法伐採による原生林破壊に対しては、迅速かつ有効な対応が求められております。ご存知のように、原生林は単なる木の集まりではありません。膨大な種が森林に依存しており、豊かな生態系は一度破壊されれば元に戻ることはありません。日本は、世界有数の木材輸入国であり、また、違法伐採に取り組むことを公約したG8諸国の一員でもあり、そして、生物多様性条約の締約国でもあります。

10月24日ブラジル政府は、業界における調査が終了されるまで、ブラジルにおけるマホガニーの伐採、輸送及び取引を全て差し止めるという、前例のない命令を下しました(別紙参照)。ブラジル政府が一時停止宣言を行った背景として、パラ州における違法伐採状況の詳細をまとめた報告書「マホガニーをめぐる犯罪の協力者たち:Partners in Mahogany Crime」(注1) の発表を含むグリーンピースによる何ヶ月間にもわたる現地調査と、世界各国で行っているアマゾンの違法伐採を止めるキャンペーンが影響を与えました。

ブラジルにおける違法マホガニー伐採は、世界的に進む原生林破壊と、この破壊をコントロール出来ない政府の失態という、違法伐採問題の顕著な例だと考えます。世界に残された原生林の将来を確立するための最初の一歩として、グリーンピースは日本政府に対して、独立機関(FSC)によって合法で持続可能と認証されるまで、ブラジル産マホガニーのような原生林からの木材貿易を停止させるよう、要請します。ブラジル政府による命令を、日本国内の企業が厳守するよう、徹底した指導を行っていただくよう、お願い申しあげます。

この要請書に対するお返事を、お待ちしております。

注1:この報告書では、マホガニーの美しいイメージの裏側では、違法と破壊の連鎖があることがあばかれている。これら違法行為とは、厳しく禁じられた先住民族の土地内での伐採、不正の認可証取得、偽造のマホガニー材明細目録の作成を指している。伐採が認可された地域内(森林管理計画)に現存するマホガニーの量を多めに概算することによって、何の疑惑ももたれずに、伐採者は、違法に伐採を行っているのである。良質なマホガニーは熱帯雨林の中でも、より手つかずの地域のみに存在するため、違法なマホガニーの伐採は、他の伐採者もアクセスできてしまう原生林への道を作り出しており、直接、この地域の原生林の破壊原因となっている。

レポートについては、グリーンピースのホームページをご覧ください。
http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/~forests/forests_new/html/content/reports/Mahoganyweb.pdf (全文、英語)
http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html” target=”_blank”>http://www.greenpeace.org/amazon/ship/oct24/summary.html (サマリー、英語)

グリーンピースは、世界中の原生林保護を目指し、世界的キャンペーンを行っています。
グリーンピースは、各国政府に対して以下を要請しています。

破壊を止めよ — 森林保護と維持可能な利用のために責任ある計画が合意されるまで、原生林地域での更なる産業活動を中止すべきである。

木材貿易をクリーンなものに — 木材が合法に、かつ、環境保全に責任ある形で生産され、取引されることを確立すべきである。

金銭を費やす価値あるものとみなせ — 少なくとも年間150億米ドルを森林保護と維持可能な 発展のために供出すべきである。

この要請は、グリーンピース本部より、各省庁生物多様性条約の各ご担当者様あてで、先日お送り申しあげております。

以上

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