4503人の戦争反対の声、小泉首相と川口外相に届けられる
RELEASE 2003.03.13

4503人の戦争反対の声、小泉首相と川口外相に届けられる

グリーンピース・ジャパンは、本日3月13日、全国から寄せられた小泉総理大臣と 川口外務大臣に宛てられた4503人の市民からの「イラク攻撃に反対する」要請書 (注1)とともに、小泉首相と川口外相に「米国の対イラク攻撃不支持と、国連に 『平和のための結集』を働きかけることを求める要請書」(添付資料参照)を提 出した。

川口外相への4503人の市民からの要請文は、3月3日のグリーンピースの新聞広告 で呼びかけられ、10日間のうちにあつまったもの。一人一人の戦争に反対する思 いが詰まっている。市民からの要請文と、グリーンピース・ジャパンからの要請 書は、外務省1階会議室にて、本日午前11時に、グリーンピース・ジャパンの 木村雅史事務局長から手渡された。また、チャンス!pono2の星野ゆかさんは、 同じ内容の要請文が、3月8日にイラク攻撃に反対して日比谷野外大音楽堂に集 まった4万の人々から賛同を得ている事を説明した。

木村事務局長は、要請文には、あらゆる年齢層の市民が参加しており、小学校の クラスが全員で寄せ書きしたものなどがあり、また、俳優の岸田今日子さんや 山本太郎さん、音楽評論家の湯川れい子さんらも 意見を寄せていること、そしてその背後には、8割 とも言われる国内の反戦世論があることを認識し、日本政府として平和に尽力す るべきであると強く要請した。これに対し、宮本課長補佐は「その声を受け止め て平和的解決に努力していきたい」と応えた。また、国連決議377「平和のため の結集」の働きかけ要請に関して、外務省側は、「安全保障理事会で合意できな いことが明確になったとき、手段として検討に値する。」答えた。

外務省と面談したメンバーは、WORLD PEACE NOW 3.8実行委員会の「許すな!憲 法改悪市民連絡会」の高安淑子さん、チャンス!pono2の志葉玲さんと星野ゆか さん、日本山妙法寺の武田隆雄さん、そしてグリーンピース事務局長他5名。

外務省側は、総合外交政策局国連政策課 辻本輸課長補佐と中東アフリカ局中東 2課 宮本哲二課長補佐が出席した。

また、小泉首相への4503人の市民からの要請文と、グリーンピース・ジャパンか らの要請書は、午後1時半、首相官邸の応接室でグリーンピース・ジャパンの木 村雅史事務局長から石兼公博内閣官房長官秘書官に手渡された。外務省で行われたと同様の内容の説明が(チャンス!pono2、ピースアクションの小栗英俊さんらが同席する中説明され、石兼、今村両氏は4503人のイラク戦争反対の声を「重く受け止める」と答えた。

また、同要望書は、内閣府において、今村直康内閣官房内閣総務官室内閣府大臣 官房総務課専門官に手渡された。

注1
4503人の市民からの要請書は、グリーンピース・ジャパンが3月3日の新聞広告上 で「ぬりえピースプラカード」を持ってWORLD PEACE NOW 3.8に参加しようとい う呼びかけと共に小泉総理大臣と川口外務大臣に「戦争反対」と「日本政府は米 国政府のイラク攻撃を支持しないでください」の2つの意思を伝えようと、呼び かけたもの。この呼びかけは3月8日(土)日比谷野外音楽堂で開かれた「WORLD PEACE NOW 3.8~もう戦争はいらない~」のピースラリー(集会)会場を埋め尽く した人々にも実行委員会から呼びかけられた。

グリーンピース・ジャパンには3月3日以降、ファックスとe-メールで全国から のメッセージが寄せられているが、3月12日正午をもって第一次集計とし、本日、 総理大臣と外務大臣に届けた。4503人の意見のうち、インターネット経由のサイバーアクションは3069、そのうち携帯経由のものはサイバーアクションの32%にあたる967件。FAX経由のものは1434件。残りがPC経由のe-メールである。 意見のうち、公開の承諾を得ているものの一部に関しては「イラクへの戦争に反 対する4503の理由」としてグリーンピース・ジャパンのWebサイトに掲載されてい る。

また、グリーンピース・ジャパンからの「要請書」では、グリーンピース・ジャパ ンに寄せられた4503人の市民の「アメリカのイラク戦争を支持しないでください」 の声に応えて、すぐにイラク攻撃不支持の決断をするよう小泉首相と川口外相に 要請しているとともに、国連に「平和のための結集」を働きかけることを求めて いる。「平和のための結集」とは、国連決議377で、「国際の平和及び安全を 維持する」という国連の目的の遂行が国家間の対立によって阻害されないことを 保障しているもの。決議377に基づき、国連が24時間以内に緊急総会を収集し て事態への対応を検討し、合意に基づく対策案を加盟国に提案できることになっ ている。グリーンピースは、現在の国連の状況を前に日本政府が緊急に行うべき こととして、日本政府が国連事務総長にこの決議377を提起するよう求めてい る。

詳しくはグリーンピース・ジャパンNO WAR Webサイトをご覧ください。

決議377に関する詳しい情報は、以下をご覧下さい。
http://nowar.greenpeace.org/ufp/(英文)
http://www.un.org/Depts/dhl/landmark/amajor.htm (英文)
お問い合わせ:
グリーンピース・ジャパン
東京都新宿区西新宿8-13-11 NFビル2F
電話 03-5338-9800 FAX 03-5338-9817
キャンペーン部長 福田未来子
広報担当 城川桂子

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