日本原燃の隠蔽・ずさん体質変らず、ウラン試験できる状態にない ~グリーンピース・ジャパンらが保安院に質問書~
RELEASE ENERGY 2004.03.23

日本原燃の隠蔽・ずさん体質変らず、ウラン試験できる状態にない ~グリーンピース・ジャパンらが保安院に質問書~

グリーンピース・ジャパンら国内のNGOの連合体である「再処理とめよう!全国ネットワーク(以下「再処理とめよう!ネット」)は、本日、経済産業省原子力安全・保安院(以下「保安院」)に宛て、六ヶ所再処理工場に関し、品質保証問題は解決しておらず、現在4月に予定されているウラン試験に進むことはできないとした上で、保安院の見解を問う質問書をFAXと郵送で送信した。

保安院は、使用済み核燃料プールで不正溶接など一連の不正・不適切な施工が問題となった六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃株式会社に対し、不正・不適切な施工の原因究明と、その処理などの点検を昨年命じている。本年2月13日に日本原燃が「再処理施設品質保証体制点検結果報告書」を保安院に提出し、それを受けて2月29日に保安院が「日本原燃(株)『再処理施設品質保証体制点検結果報告書』に対する評価(案)」を国の諮問機関に提出した。

評価(案)では、「再処理施設の健全性」については、「確認されていることは有意義であると評価される」としているが、保安院が当初問題にしていたのは、「建設時」の再処理施設の健全性であった。このことから、「再処理とめよう!ネット」は、「建設時」の再処理施設の健全性についての保安院の見解を発表するよう求めている。また、総点検の最中にもトラブルが相次いでいる日本原燃の品質保証体制はウラン試験に入るにはほど遠い体制であるとし、この点の保安院の見解も問うている。

「再処理とめよう!ネット」では、保安院に対し、3月29日までの文書回答を求めた。3月30日には、国の諮問機関「六ヶ所再処理施設総点検に関する検討会(第11回)」が開かれ、保安院の評価(案)について審議されることになっている。

資料
日本原燃の点検結果報告書に関する原子力安全・保安院の評価(案)に対する質問書 (PDFファイル:19KB)

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