「貴社は地球温暖化防止に真剣に取り組む会社ですか?」 ~米加州訴訟問題でトヨタなど自動車メーカー5社に公開質問状~
RELEASE ENERGY 2005.04.21

「貴社は地球温暖化防止に真剣に取り組む会社ですか?」
~米加州訴訟問題でトヨタなど自動車メーカー5社に公開質問状~

国際環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日、自動車メーカー5社(トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社、日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社、マツダ株式会社)に 公開質問状 を送り、各社の地球温暖化問題への取り組みと、カリフォルニア州の「自動車からの温室効果ガス排出規制」の取り下げを求めて各社がおこなっている訴訟に対して質問した。公開質問状の回答は5月20日を期限としており、ウェブサイトで公開される予定である。

グリーンピース・ジャパンは、トヨタ自動車株式会社や他の日系自動車メーカーなどが加入する業界団体が、米カリフォルニア州で排ガス規制を取り下げるよう訴訟を起こしていることに関し、自動車メーカーの宣伝する環境配慮の姿勢に反するとし、3月25日にグリーンピース・ジャパン、WWFジャパン、気候ネットワークなどのNGOと共同で、同訴訟に関する声明を発表し訴訟を撤回するよう求めている。

グリーンピース・ジャパンは、Webサイト上で「トヨタさん、これ『ECO』違反です。」と題したページを開き、「トヨタにもっと地球温暖化防止に取り組んでほしい」か否かを問う「投票」を4月14日に開始した。本日現在、総数567の票が集まり、その99%がトヨタが温暖化防止に取り組むことを望むと回答している。

また、投票参加者からの300通を超えるメッセージが集まっており、その中には「次はプリウスを購入予定でしたのでとても残念です。地球環境に最も熱心に取り組んでいらっしゃる自動車メーカーであり、また、日本のリーディングカンパニーとして、どうぞがんばってください。 」などの声が寄せられている。

カリフォルニア州の規制は、連邦レベルでの取り組みが遅れている米国に実質的な温室効果ガス削減をもたらし、他の州や国に及ぼす影響も大きいものと世界の注目を集めている。このため、グリーンピース・ジャパンは、この規制が取り下げられることになれば、温暖化対策の大きな後退となると懸念している。

「トヨタなどの自動車メーカーは、今回の訴訟に加わることが本当に社会的責任を果たしているのかを再考するべきだ。本日送付した質問への各社からの忌憚のない答えを期待している」と、グリーンピース・ジャパンの気候変動問題担当 中島正明は語っている。

自動車メーカー5社への公開質問状 (2005/4/21)

「トヨタさん、これ『ECO』違反です。」Webサイト

グリーンピース・ジャパン プレスリリース
トヨタ等日系自動車メーカーの温暖化対策を批判 ~グリーンピース・ジャパンなど米国加州での訴訟問題に関する声明を発表~ (2005/3/25)

関連URL
グリーンピース・ジャパン京都議定書発効関連サイト

グリーンピース・ジャパン地球温暖化問題サイト

お問い合わせ
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気候変動問題担当 中島正明
広報担当  城川桂子

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