辺野古「縮小案」でも環境問題は解決せず ~グリーンピース、地元名護市長に中止要請書提出~
RELEASE 2005.10.07

辺野古「縮小案」でも環境問題は解決せず
~グリーンピース、地元名護市長に中止要請書提出~

[写真]
名護市の玉城政策推進部長に要請書を手渡す海洋生態系問題担当の高名瑞とフロド・プレイム。 〜 Greenpeace

本日、国際環境保護団体グリーンピースは沖縄県名護市役所を訪れ、岸本建男市長宛の「 辺野古沖、米軍基地建設の中止を求める要請書 」 ( 注1 ) を提出し、同市東海岸、辺野古沖の生態系を破壊する米軍基地建設の計画中止を日本政府に訴えるよう求めた。要請書の中では米軍基地でなく、ジュゴンなどの希少な生物を保護できる海洋保護区の設置のための話し合いの開始も求めている。

同市役所を訪れたのは、グリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当の高名瑞、グリーンピース・インターナショナルの海洋生態系問題担当フロド・プレイムと、辺野古で座り込みに参加しているグリーンピース・ジャパンのボランティア2人の4名。午前10時から玉城政策推進部長と面会し要請書を手渡した。

「現在再提案されている辺野古沖浅瀬への基地建設計画は縮小案と言われるものであっても、良好な海草藻場が埋め立てられ、ジュゴンやサンゴ礁などの生態系の破壊につながることに変わりはない。浅瀬案が受けいれられるようなことになれば、世界からの基地反対の声はさらに高まるだろう」と、高名瑞は語った。

[図]
資料提供 : 日本自然保護協会(NACS-J)

また、フロド・プレイムは「辺野古の環境保護はすでにヨーロッパでも注目をあびている。このきれいな海は地元の人たちによって持続的に利用可能なものとされるべきものだと考える。市長と直接、海洋保護区がもたらす地元への経済効果などについて話す機会を持ちたい」と語った。

同日、グリーンピース・ジャパンは、衆参両院の国会議員722名を対象に、普天間基地移転問題に関する第2回目のアンケート ( 注2 ) を開始した。このアンケートの締め切りは10月31日としており、結果はグリーンピース・ジャパンのウェブサイトで公開される予定。

注1
要請書は下記を参照。同文の要請書は稲嶺沖縄県知事と大野防衛庁長官にも提出された。
「要請書」 (PDFファイル : 11KB)
添付資料 (PDFファイル : 196KB)

注2
第2回アンケートの内容は下記をご覧ください。
第2回アンケート (PDFファイル : 34KB)
第1回アンケート(2005年4月実施)

グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題
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お問い合わせ
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
海洋生態系問題担当 高名 瑞
広報担当  城川桂子

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