グリーンピース 南極海から調査捕鯨の見直しを求めるメッセージ発信―日本の”偽”調査捕鯨
RELEASE 2008.01.18

グリーンピース 南極海から調査捕鯨の見直しを求めるメッセージ発信―日本の”偽”調査捕鯨

【南極海】グリーンピースは、科学的に無用な調査捕鯨を行う日本の捕鯨母船・日新丸に「偽」の文字をかかげ、日本政府に向けて税金の無駄遣いといえる調査捕鯨の見直しを求めるメッセージを送った。

偽装のスキャンダルが相次いだ昨年、2007年の漢字として選ばれた「偽」。南極海で行われる日本の調査捕鯨も、国際捕鯨委員会(IWC)から中止勧告が出されている科学的に必要とされていない「偽」の調査であるとして、グリーンピースのキャンペーン船・エスペランサ号(オランダ船籍、2076トン)の乗組員でもある、海洋生態系問題キャンペーナー野田沙京は日新丸のResearch(「調査」)の文字に「偽」のバナーをかかげた。「日本の税金が使われているこの大掛かりな調査捕鯨が、本当に必要なものなのか? 科学的調査ならもっと経済的で非致死的な方法を用いることで代替が可能なはず」と語った。

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オーストラリア連邦裁判所が15日、南極海クジラ保護区での日本の調査捕鯨を違法であると判決を下すなど、日本の調査捕鯨が国際社会で大きな摩擦の原因となりつつある。「今年、日本がホスト国となるG8やオリンピック東京誘致などをひかえて、環境問題で国際的な日本のポジションが問われるなか、水産庁捕鯨班がおしすすめる調査捕鯨によって失っている日本の信用を考慮すべき」と、グリーンピース・ジャパン海洋生態系問題担当部長、佐藤潤一は語った。

グリーンピースが1月12日、日新丸を南極海で発見・追跡を開始して以来、クジラの捕殺は行われていない。

エスペランサ号には英国BBC放送など世界のメディアも乗船しており、グリーンピースの南極海での活動を世界に発信している。

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*エスペランサ号とのライブ中継、また電話インタビューをご希望の方は広報担当ご連絡ください。

お問い合わせ:
海洋生態系問題担当部長 佐藤潤一
広報担当 村上京子

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