明治製菓、「答える必要はない」と回答
RELEASE GOOD LIFE 2008.04.01

明治製菓、「答える必要はない」と回答

製菓メーカー大手・明治製菓が3月19日行った自主回収(同社開発の甘味料GF2を使用した16製品)に関して国際環境保護団体グリーンピース・ジャパンが3月25日付けで送付した公開質問状(注1)にたいし、明治製菓は、「書面での回答はしない」との社内決定をしたことを、グリーンピース・ジャパンからの問い合わせで明らかにした。

グリーンピースの質問では、安全性未審査で遺伝子組み換え技術を使って製造し販売していたGF2使用の製品を16製品しか自主回収していなかったことから、明治製菓にGF2の取引先を問いただすなどしたもの。電話での回答で明治製菓は自主回収した製品以外にもGF2が使用されている可能性について否定せず、消費者には不安だけを残す回答となった。

グリーンピース・ジャパンからの質問と明治製菓の回答

質問1:
貴社開発製品「GF2」に関し、貴社、または貴社のグループ会社と取り引きのある会社があれば、その会社名をお知らせください。

回答:
「GF2の事件に関しては、関連するすべての取引先とお客様に連絡し対応した。その中で、不二食品は自主回収の報告を行ったと理解している。不二食品以外の取引先については、答える必要はない。」また、自主回収されていない製品にGF2が使われている可能性については、「明治製菓としてグリーンピース・ジャパンに答える必要はない。」

質問2:
「遺伝子組み換え原料は使わない方針」と公表し、また「当社グループは、フード&ヘルスケア・薬事事業ともに法規類を厳守し、品質管理・衛生管理体制の維持・強化や、適正表示の作成等に努めております」と報告をなさる貴社に、もう一度伺います。貴社がお持ちの遺伝子組み換えに対する方針とは下記のどちらに当てはまりますか?

回答:
「明治製菓は遺伝子組み換え食品表示の記載有無に関わらず、自社製品に使用されるすべての原料には、遺伝子組み換え原料を使わない方針を保持し続けている。」

「GF2は食品衛生法違反であるのにもかかわらず、この原料を含む製品は自主的な回収だけにとどまり、GF2が使われている他の製品について私たち消費者には一切知らせない」とグリーンピース・ジャパン遺伝子組み換え問題担当の棚橋さちよ語り、「今回のようなあいまいな回答は、消費者の不安をあおるもの。明確で誠実な回答を得られるまで引き続き働きかけを行って行く」と続けた。

今後、グリーンピース・ジャパンは消費者の声を集めるべく、賛同署名キャンペーンを今週半ばよりウェブサイト上で開始することを決めた。ここでは、問題となったGF2が使用されている製品の名前の公開などを求めることにしている。

(注1) :
明治製菓宛て質問状〔PDF ファイル 143 KB〕
中央区保健所生活衛生課生活衛生係宛ての質問状〔PFDファイル 137 KB〕

お問い合わせ:
遺伝子組み換え問題担当 棚橋さちよ
広報担当 成澤薫

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