青森簡易裁判所の勾留決定に対し不服申し立て――募集開始後24時間で世界各国から5万通の釈放要求が福田首相へ
RELEASE 2008.06.22

青森簡易裁判所の勾留決定に対し不服申し立て――募集開始後24時間で世界各国から5万通の釈放要求が福田首相へ

日本政府の調査捕鯨副産物である鯨肉について、捕鯨船団乗組員による業務上横領を明らかにするために証拠品として鯨肉入りの箱を確保したグリーンピースの2人の職員に対し、青森裁判所は本日、10日間の勾留を決定した。

2人の職員の弁護人、日隅一雄弁護士は、ただちにこの勾留決定に不服申し立てを行った。不服申し立てに対する判断は明日下される予定。

グリーンピースは昨日、2名の即時釈放を求める署名の募集を開始した。開始後24時間以内の現在、すでに世界各国の5万人からそれぞれの日本大使館に送られている(注1)。

6月20日早朝、グリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹は、青森県警と警視庁公安部によって逮捕された。グリーンピース・ジャパン事務所と両者を含む職員数名の自宅が同時に家宅捜査を受けた。佐藤潤一と鈴木徹は逮捕以前、すでに警察の事情聴取にはいつでも応じる旨を申し出ていた。また、調査捕鯨鯨肉横領の証拠をいかに獲得したかを記述する上申書を東京地方検察庁に提出し、その写しを青森県警にもファックスで送付していた。そのなかには横領の証拠品として、調査捕鯨母船から乗組員の私物を装って持ち出された鯨肉入りダンボール1箱をいかに確保し、東京地検に提出したかも詳述されている。

「グリーンピースの職員は上申書を提出し、取り調べに応じることを申し出ていたにもかかわらず、不要かつ不当な逮捕が行われた。来月のG8サミットを前に、NGO市民セクター全体を押さえ込みたいのだろう」と、グリーンピース・ジャパン事務局長、星川淳は語り、「民主社会にこんな強権的威嚇はなじまない。代理人弁護士の説明どおり、グリーンピース・ジャパンの2人の職員による行為は犯罪にあたらず、即時釈放されるべきだ。今回の逮捕と強制捜査によって、東京地検に告発した調査捕鯨の闇は深まるばかりであり、グリーンピースは引き続き全貌解明への努力を続ける」と訴えた。

注1:下記のURLをご覧ください。
各国のオンライン署名数(右メニューに表示)
グリーンピース・インターナショナルのオンライン署名

お問い合わせ:
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
広報担当 城川桂子

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