福井県議会の傍聴者数記録更新 ――原発再稼働への関心高く
RELEASE ENERGY 2012.02.24

福井県議会の傍聴者数記録更新 ――原発再稼働への関心高く

福井県議会の傍聴者数記録更新 ――原発再稼働への関心高く
福井県議会が本日24日、開会し、傍聴に114人以上が集まり、傍聴者数の記録更新となりました。議会事務所によると、ここ数年での最多傍聴者数は50~60名程度とのことです。国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、大飯原発の再稼働を巡り議論が注目されている福井県議会への傍聴を幅広く呼びかけていました。

グリーンピースは、開会に先立ち集まった地元の若者やボランティア、俳優の山本太郎氏と共に、「あわてて再稼働を決めないで! 私たちはみています」、「西川知事、福井県議会のみなさん、福井・日本の未来はあなたにかかっています」などと書かれたボードを議会周辺で掲げました。さらに、大きなストップウォッチと、「福井県議会をウォッチ中!」とのメッセージとともに、本日より始まる県議会を閉会まで傍聴し続け、再稼働を巡る議論の内容などを記録し、公開していく「再稼働ストップウォッチ」プロジェクトをスタートさせました。同時に、福井県が、再稼働を認めない決断を応援するため、全国から応援メッセージの募集も同日、開始しました (www.greenpeace.org/japan/balloon)。

傍聴に参加した地元の女性(35)は、「議会の傍聴は初めてです。私は福井で生まれ育ち、ここの自然が大好きです。核爆弾と同じ中身が入っている原発が、こんなにもたくさん福井にあるのはおかしいのに、普段から大きい声で反対してきませんでした。しかし、福島の原発事故を機に、本気で止めなければ福井の自然が壊されてしまうことに気づきました。自然を失ったら、二度と取り戻すことはできません。原発は止めるべきで、その行方を見守りたく、傍聴しに来ました」と語りました。

傍聴したグリーンピース・ジャパン事務局長の佐藤潤一は、「これだけ多くの方々が傍聴に訪れたということは、大飯原発再稼働への関心の高さを表しています。これからの会期中は、公開性がますます重要になってきます。このように関心の高い議会においては、傍聴できる機会を増やすことが必要で、本会議や一部の委員会だけをインターネット中継するのではなく、全ての審議をネット中継し、議事録を速やかに公開することを求めます」と訴えました。

また、前日22日には、グリーンピース・ジャパン事務局長の佐藤潤一と、俳優の山本太郎氏は、おおい町議会の新谷欣也議長と意見交換し、住民の安全を第一に考え、安易に再稼働を急ぐのではなく、地元の雇用や影響を考えれば、国や関西電力は地域の経済を支えるための措置を講じる必要があると訴えました。


お問い合わせ:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

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