税金30億円使った調査捕鯨船が帰港 ――調査捕鯨の利権より、被災者の生活の権利を
RELEASE 2012.03.31

税金30億円使った調査捕鯨船が帰港 ――調査捕鯨の利権より、被災者の生活の権利を

税金30億円使った調査捕鯨船が帰港 ――調査捕鯨の利権より、被災者の生活の権利を
南極海のクジラ保護区で捕鯨を行なっていた捕鯨母船・日新丸が3月31日、東京港大井水産ふ頭に帰港しました。国際環境NGOグリーンピースは、調査捕鯨の利権を守るのではなく、津波や東京電力福島第一原子力発電所事故の影響でいまなお避難生活が続く被災者の権利にこそ税金を使うべきだと「復興」名目での調査捕鯨への補助金投入をやめるよう訴えました。

今シーズンの調査捕鯨では、絶滅危惧種ナガスクジラ1頭、クロミンククジラ266頭の合計267頭のクジラを捕獲しています。

グリーンピース・ジャパンの事務局長、佐藤潤一は「今年、東北の復興という名目で新たに23億円(注1)が追加され合計30億円もの税金が南極海での捕鯨に使われました。南極海での捕鯨が東北復興と関係が薄いことは明らかで、政府は捕鯨利権をまもるのではなく、東北の人々の生活や健康をまもるべきです」と批判しました。

注1) 鯨類捕獲事業安定化推進対策 (水産庁 平成23年度第3次水産関係補正予算)

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

関連キーワード