「稼働原発ゼロ」のこどもの日を歓迎 次世代のエネルギーを考える日に――グリーンピース声明
RELEASE ENERGY 2012.05.04

「稼働原発ゼロ」のこどもの日を歓迎 次世代のエネルギーを考える日に――グリーンピース声明

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、5日深夜に北海道電力泊原発3号機が定期検査に入り、国内の稼働原発がゼロになることを歓迎し、5日の「こどもの日」を次世代のエネルギー政策を真剣に考える日とすべきだと提案しました。

グリーンピース・ジャパンの事務局長、佐藤潤一は以下のような声明を発しました。

「日本は東京電力福島第一原子力発電所事故のような未曾有の事故を経験し、事故の収束にはほど遠い状態であることを考えれば、その原因である原発を停止することは当然です。ましてや事故の原因が究明されていないばかりか、4月にスタートする予定だった原子力規制庁もその設置が遅れており、緊急時の住民避難体制なども見直されていません。このような状況で、原発の再稼働に向けた動きが進むのは論外です。

稼働原発ゼロは、新たな挑戦のスタートです。その挑戦は、長期、中期、短期という視点で、日本のエネルギー政策を次世代のために築き直すことです。経済や社会のさまざまなセクターがアイデアと技術を持ち寄り、原発ゼロでこの夏を乗りきる仕組みを早急に実施し、省エネと節電分野における日本の能力を発揮すべきだと考えます。

さらに、夏のピークを乗り越えた後、地球規模の視点でエネルギー政策を見つめ直すことも必要で、いかに二酸化炭素の排出量を減らしていけるかが問われます。天然ガスを転換期の主流エネルギー源としながらも、自然エネルギーの爆発的な普及が求められます」。

グリーンピースは、この「稼働原発ゼロ」の「こどもの日」に、人間にも環境にもやさしいエネルギーを次世代に引き継げるよう活動していきます。

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

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