アップル社、データセンターの自然エネルギー利用を増やすと発表――グリーンピースコメント
RELEASE ENERGY 2012.05.18

アップル社、データセンターの自然エネルギー利用を増やすと発表――グリーンピースコメント

国際環境NGOグリーンピースは、アップル社が2012年5月17日(米国時間)に同社データセンター(ノースカロライナ州メイデン)を2012年末までに使用する電力を自然エネルギーだけで運用できるようにすると発表(注1)したことを受けて、コメントを発表しました。

以下は、グリーンピース・インターナショナルのシニア IT アナリスト、ギャリー・クックのコメントです。

「アップル社の発表は、石炭火力ではなく自然エネルギーを iCloud (同社のクラウドサービス)に使用してほしいと考える、自社ユーザーの意見を真剣に受け止めている兆しです。

アップル社が、太陽光発電の設備容量を二倍に増やし、地域で発電される自然エネルギーを購入すると発表したことは、クリーンなクラウドサービスが提供されるための大きな一歩です。グリーンピースはアップル社のユーザーとともに、同社がノースカロライナとオレゴンにあるデータセンターで、自然エネルギー導入プランを達成するための約束をどのように果たしていくのか、その詳細が発表されることを期待しています。」

グリーンピースは、「Clean our Cloud」(クラウドをクリーンに、注2)キャンペーンを展開し、アップル社が石炭火力ではなく自然エネルギーによる電力を使用するよう、世界中の同社ユーザーとともに働きかけてきました。

グリーンピース・ジャパンの気候変動・エネルギー担当の高田久代は、「日本でも、東京電力福島第一原発事故を受けて、どのような発電方法による電力を使うかは消費者の大きな関心を集めています。自然エネルギーを選択するビジョンを発表したアップル社の動きは、IT業界のみならず、他の業界にも広がることを期待します」と述べました。

注1) アップル社ウェブサイト「Data Centres and Renewable Energy」http://www.apple.com/environment/renewable-energy/

注2) グリーンピース 「Clean our Cloud」キャンペーン(英語)http://www.greenpeace.org/international/en/campaigns/climate-change/cleanourcloud/

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

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