――全サンプル不検出も、引き続き調査を実施する方針
RELEASE OCEAN 2012.11.30

――全サンプル不検出も、引き続き調査を実施する方針

国際環境NGO グリーンピースは本日11月30日、千葉県の船橋港や東京都の八丈島港など5港の放射能調査の結果を発表いたしました。調査結果は、ゴマサバやイサキなど8サンプル全てが検出限界値(5ベクレル/キログラム)未満で、放射性物質は検出されませんでした。(注1)
今回の放射能調査は、11月12日から14日と17日に、千葉県の船橋港(船橋市)、富浦港(南房総市)、相浜港(館山市)、千倉港(南房総市)、東京都の八丈島港(八丈町)の5港において実施いたしました。調査方法は、千葉県の漁業関係者の協力のもと、それぞれの港で水揚げされた魚介類を入手し、第三者機関である株式会社エコプロ・リサーチでゲルマニウム半導体検出器を用いて検査しました。

グリーンピース・ジャパンでは、千葉県の水産関係者と協力して、県内の様々な漁港で水揚げされる魚介類を定期的に調査しています。先日は、グリーンピースの海洋生態系問題担当の花岡和佳男が、南房総市千倉町で水産加工・流通会社の「スズ市水産」の専務取締役の大野登さんと座談会を実施し、魚介類のトレーサビリティや放射能汚染問題について意見を交わしました。(注2)

グリーンピースの海洋生態系問題担当の花岡和佳男は、「これまで私たちは千葉県の外房、内房、東京湾で水揚げされた魚介類の検査を続けてきましたが、放射性物質は検出されていません。今回は漁業者と話し合い、検査範囲を八丈島付近まで拡大しましたが、放射性物質が検出された検体はありませんでした。一方でスーパーや回転寿司店などで売られている魚介類からは放射性物質が確認されており、小売や飲食店は放射能検査に加え、トレーサビリティ体制の確立と商品情報公開の強化が求められています」と話しています。

注1) 第16回目放射能調査の結果

注2) 水産加工・流通会社 大野登さんとの座談会

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国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

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