グリーンピース声明、日印原子力協定交渉再開に抗議――インドへの原発輸出は許されない
RELEASE ENERGY 2013.05.29

グリーンピース声明、日印原子力協定交渉再開に抗議――インドへの原発輸出は許されない

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、本日29日、安倍首相がインドのシン首相と原発輸出を前提に原子力協定の交渉再開を合意したことを受けて、以下の声明を発表しました。

(以下声明)
「東京電力福島第一原発事故の現場では、増え続ける放射能汚染水の問題など綱渡りが続き、多くの被害者が生活再建の目途を立てられずにいる。その一方で、安倍首相は『世界で最も安全な原発を提供できる』と海外に原発を売り込んでいる。言語道断である。

インドには原発事故の際、原子炉メーカーにも責任を問える法律が存在する。これは、インドで起きた史上最悪の産業事故であるボパール化学工場有毒ガス漏出事故の経験から、『汚染者負担の原則』を原子力にも取り入れたものだ。日本も東電福島第一原発事故を教訓とし、被害者保護を優先させ、原子炉メーカーの賠償責任を明記する原子力損害賠償法へと見直しをすべきである。

日本と同様、インドでも市民から原発反対の大きな声が上がっている。インドは核兵器保有国でもあり、原爆と原発事故の両方を経験した日本が、経済政策の名のもとに原発を輸出することはあってはならない。」

国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

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