グリーンピース「ハッピーランチガイド」 全国版発表 ~子どもの給食に安全安心を、有機給食の価値を全国に呼びかけ~
RELEASE FOOD 2015.09.29

グリーンピース「ハッピーランチガイド」 全国版発表 ~子どもの給食に安全安心を、有機給食の価値を全国に呼びかけ~

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、有機給食を提供する私立幼稚園を一覧掲載した「ハッピーランチガイド」のvol.2 全国版を発表しました。本ガイドは幼稚園や保育園の子どもたちに安全な有機給食を広げるため保護者の関心を高めていくことが目的で、生態系と調和した「生態系農業」を広げるキャンペーンの一環として行っています。ガイドの作成にあたり、今年の3月から4月にかけて全国の私立幼稚園8,019件に、給食の安全安心について9項目のアンケート調査を行い(注)1,037件より回答を得ました。今回のVol.2 全国版では有機給食を提供する幼稚園に加え、食材の放射能検査に取り組む幼稚園一覧も掲載しています。
アンケート結果によると、「給食に無農薬食材をほぼ全て導入している幼稚園」は125件(12.1%)、「将来的に無農薬食材を使用したい幼稚園」は739件(71.6%)あり、幼稚園が無農薬食材を安全であるとし、拡充に意欲的だということが分かりました。また今回は、2011年東京電力の福島第一原発事故後、保護者の関心の高い「食材の放射能検査」に取り組んでいる幼稚園353件(34.2%)の一覧も掲載しています。ガイドにはアンケートの結果以外にも、有機100%の給食を実践する東京都新宿区の保育園のインタビュー、神奈川県座間市で消費者参加型の有機農業を営む農園のインタビューも掲載しています。

グリーンピース・ジャパン 食と農業問題担当 関根彩子は、「『ハッピーランチガイド』は、子どもの食の安全を考えることをとおして、有機・無農薬の地域の生産者と、保育園/幼稚園を含む消費者がつながるきっかけとなることを期待しています。これは化学農薬に頼らず安全な食と環境を守る唯一の解決策として『生態系農業』を、幼稚園と一緒に広める大事な一歩となるはずです」と述べました。

ハッピーランチガイドは、無農薬の安全安心な食を求めるより幅広いキャンペーンの一環です。「生態系農業」は農薬を用いず自然の力を賢く利用した農法で、ミツバチなどの生態系や私たちの食の安全を守る唯一の解決策です。グリーンピースは、今後も全国に「生態系農業」を広めるべく活動を続けていきます。

「ハッピーランチガイド~無農薬の安全安心な給食はどこ?~ vol.2 全国版」

内容:保育園/幼稚園に有機給食を広げるためのアイデア集。グリーンピースによる給食の安全安心アンケートに参加した1037件の私立幼稚園の結果を発表。

配布方法:キャンペーンサイトからダウンロード可能。www.greenpeace.org/japan/HappyLunch/
※vol.1関東地方版は2015年7月7日に発表。1都6県の結果を記載。

(注)アンケートの送付・結果回収は民間調査会社に依頼して実施。
調査期間:2015年3月4日~4月24日
調査項目:給食の安全安心性への配慮、食物アレルギー対応、食材の放射能検査、食品添加物への配慮、遺伝子組み換え食材への配慮、食材の生産者の把握、国産・地元産の積極採用、無農薬食材の使用、無農薬食材導入の将来性の9項目。

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

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