グリーンピース・ロシア森林火災消火活動チーム、武装覆面集団により襲撃
RELEASE OTHERS 2016.09.10

グリーンピース・ロシア森林火災消火活動チーム、武装覆面集団により襲撃

国際環境NGOグリーンピースは、9月9日、グリーンピース・ロシアの森林火災消化活動チームが、ロシア南部の活動拠点で、武装した8人の男性に夜間に襲撃され医療機関で手当を受けていることを発表しました。
武装集団による襲撃は9月8日から9日にかけた深夜に行われ、グリーンピース職員のミヒャエル・クレインドリンが鼻骨を骨折し、脳しんとうを負いました。また、トランスバイカル地方出身のボランティア、アンドレイ・ポロモシュノフも肋骨を骨折したとみらます。2人は現在、医療機関で治療を受けています。武装集団は消火活動チームのテントを切り裂き、車両を傷つけ、閃光発音弾を車内に投げ入れ、高価な機器を盗んでいきました。

グリーンピース・ロシア森林火災消化活動チームのプロジェクトコーディネーター、グリゴリー・クークシンは、「武装集団はフェンスを乗り越えて侵入しました。棒やナイフや銃を持っていました。阻止しようとしましたが銃で脅され、地面に押し付けられたところ、銃弾が私の頭のすぐ横をかすめました。そしてなんらかの化学物質をかけられました。もしも夜明けまでにここを離れなければ、生きては戻れないと言われました。武装集団は私たちを”欧米寄り”と呼び、殴り倒しました」と語りました。

グリーンピースはただちに警察と救急に通報し、安全な場所に移動しました。また、武装集団を探すための調査に協力することを約束しました。グリーンピース・ロシアは、他の環境NGOと共に、ロシア南部における森林火災問題に引き続き取り組んでいくことを誓いました。

グリーンピース・ロシアは、当局がクラスノダール地域での森林火災を予防したり抑えることができなかったので、地方自治体や森林火災問題に携わる環境活動家たちを支援するため、9月5日に現地入りしていました。現地調査の目的は、毎年火災によって脅かされている湿地と沿岸の塩湖の違法な野焼きを防ぐことです。

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