北朝鮮の6回目の核実験について
RELEASE 2017.09.03

北朝鮮の6回目の核実験について

国際環境NGOグリーンピースは本日9月3日、北朝鮮が6回目の核実験実施に成功したと発表したことを受け、下記の声明を発表しました。
グリーンピース・インターナショナル(本部)事務局長
バニー・マクダーミッド

グリーンピースは北朝鮮が実施したとされる核実験を強く非難します。1971年にグリーンピースが誕生して以来、いかなる国による、いかなる核兵器の開発、実験、使用に反対してきました。今回の当該地域において、核の脅威が増大していく可能性について、私たちは深刻な不安を覚えています。

平和な世界は、外交と対話と協調によって実現されるものであると信じており、決して威嚇や軍拡や瀬戸際政策ではありません。

私たちは関係国の全てが早急に事態の拡大を抑制し、危機的状況を回避するよう強く要請します。そして、国連安全保障理事会がその先陣を切って、国益ではなく、全人類の安全確保のために、国際平和を維持する責務を果たすように求めます。

さらに核戦争の脅威が目に見えるかたちとなりつつある現状を目の当たりにしている今、世界各国の政府は核軍縮の必要性に目を覚まさなければなりません。

核兵器の使用や開発、実験、保有も許さないとする「核兵器禁止条約」の調印式が9月20日から始まります。核兵器という邪悪な発明物が存在する世界にようやく終止符を打つために、グリーンピースは全ての政府がこの条約に署名、批准を行うことを強く要請します。

核兵器を保有する9カ国(アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリス、インド、パキスタン、イスラエル、そして北朝鮮)は、未だに推定16,300発の核弾頭を世界14カ国98カ所に配置しています。国連安全保障理事会の常任理事国である5カ国は全て核兵器を保有しています。

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