グリーンピース、神戸製鋼品質管理データ改ざんを受けて稼働原発の停止と調査・検査、情報公開を求める7,214筆の署名を規制委に提出
RELEASE ENERGY 2017.10.31

グリーンピース、神戸製鋼品質管理データ改ざんを受けて稼働原発の停止と調査・検査、情報公開を求める7,214筆の署名を規制委に提出

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース・ジャパン)は本日10月31日、神戸製鋼グループの品質管理データ改ざん問題を受けて、稼働中の4基の原発を停止して、調査・検査を行い、その結果の公開を求める原子力規制委員会の更田豊志委員長あての、署名7,214筆を原子力規制庁広報室に手渡しました。

本署名は、「神戸製鋼が原発にも部品供給。原子力規制委員長、原発をとめて検査してください」と題して、10月27日18時から30日17時までインターネットで実施したもので、3日間という短時間にもかかわらず多数の賛同を得ました。

グリーンピース・ジャパン、エネルギープロジェクトリーダーの高田久代は、原子力規制庁広報室室長補佐に署名を手渡し、「神戸製鋼は、東京電力福島第二原発、日本原燃のウラン濃縮工場にもデータ改ざんをした製品を納品していました。『確かな規制を通じて、人と環境を守る』という原子力規制委員会の使命を果たすため、少なくとも現在稼働中の原発に問題がないか、早急に調査・検査を行っていただきたい」と訴えました。

対応した規制庁広報室室長補佐は「神戸製鋼や電力会社が今、調べているところです。要請は、担当部署に伝えます」と、現時点ではこれ以上の対応の必要はないという受け身の姿勢でした。

これに先立つ24日、グリーンピース・ジャパンは他NGO5団体と連名で、更田委員長あてに「原発関連へ納入された神戸製鋼製品の調査・検証を求める要請書(注1)」を送付していました。

高田は「神戸製鋼は、原子炉内の機器など安全上重要な製品を製造しています(注2)。原子炉内の安全上重要な機器に強度不足などの欠陥があれば、取り返しのつかない事故につながる可能性もあります。稼働中の原発は止めて、調べる必要があります。その上で、電力会社に神戸製鋼からの供給品の有無を文書で提出させ、公開するべきです。それをせずに、不正を行った神戸製鋼の自己申告を待っている原子力規制委員会の対応は、全く不十分です」と述べました。

(注1)http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Kobesteel_demand_20171024.pdf

(注2)
パンフレット「神戸製鋼グループの原子力技術と製品」http://www.kobelco.co.jp/products/nuclear/npi.pdf

ブログ「データ不正スキャンダルの神戸製鋼 原発の部品は本当に大丈夫?」http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/60566/

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