石油タンカー事故の影響の大きさは予測不可能
RELEASE OCEAN 2018.01.24

石油タンカー事故の影響の大きさは予測不可能

中国国家海洋局は、中国上海の沖合で今月6日に貨物船と衝突し、漂流後に沈没した石油タンカー「Sanchi」から流出した原油の海面上での拡散範囲は、現段階では前回の報告を大幅に上回る332平方キロメートルにも及んでいると発表しました。これを受け、国際環境NGOグリーンピース・インターナショナルは本日24日(香港時間)、以下の声明を発表しました。
グリーンピース・インターナショナル サイエンスユニットのポール・ジョンストン
「状況は進展中ですので、既に流出した原油の量と、今後も増える見込みの流出量についての正確な情報は得られていません。今回の原油流出の最終的な規模の大きさを予測するのは不可能に近く、それに伴う環境への影響は予測不可能です。

当局は引き続き原油の流出状況を注視し、生態系に及ぼす重大な影響を見極めるために、系統的な監視体制を敷かなければなければなりません」

石油タンカーは11万1千トン(注1)の軽質原油コンデンセートをイランから輸送中の今月6日に、貨物船「 CF Crystal 」と衝突して火災を起こし、その後に東シナ海で沈没しました。

注1) 原油量は中国の交通運輸省部が当初の13万6千トンから訂正した11万1千トンを使用

*2018年1月15日にグリーンピースが発表した事故の概況についての報告書

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