全店でオーガニックが見えてきた!イトーヨーカドーとライフが回答
FOOD 2018.03.30

全店でオーガニックが見えてきた!イトーヨーカドーとライフが回答

こんにちは。食と農業担当の石原です。
全国各地のスーパーで、オーガニックの野菜やお米を買える。消費者も農家さんも夢見ていた暮らしが見えてきました。
「オーガニックの野菜やお米を身近に買えるように、国産オーガニックの野菜やお米を全店舗に置いてください」という9,254筆の署名を大手スーパーに提出して、スーパーからポジティブな返答がきています!

先んじて署名を受け取ってくれていたコープデリからは、「全店舗でのコーナー化まではいかないがオーガニック商品を今後も拡大していく」という回答をもらったとご報告しましたが(ブログはこちら)、3月には大手スーパーのイトーヨーカドー、ライフ、バローの3社とも面談し、回答が返ってきています。(回答全文はこちら

 

イトーヨーカドーが全店での取扱いを目標に!

まず総合スーパーのイトーヨーカドーに署名を提出し、面談したところ、「全店での取扱いを目標に進めていく」と回答してくれました!

昨年面談した時は、「有機野菜について、導入拡大の方向で検討中」という回答でしたが、今回「全店で取り扱いを目標」と回答したことは、大きな進展です!

さらに昨年からオーガニック野菜の取り扱い店舗を3倍に増加。昨年の取り扱い店舗は21店舗でしたが、現在は60店舗へ拡大しました。品目数も181品目から198品目へ拡大しており、これは扱い全品目数の内6%にあたるそうです。

ただし、「現状のお取引先様だけでは、全店供給ができるまでの物量が確保できておりません」という課題もあり、全店でのオーガニック販売を実現するために、今後も消費者・生産者の声を届けていくことが大切です。

イトーヨーカドーの有機野菜売り場(写真提供:株式会社イトーヨーカ堂)

 

ライフはほぼ全店でオーガニックを取り扱い!

続いて、首都圏や関西を中心に展開するライフ。ライフは昨年の署名提出では、オーガニックの取り扱いを増やすという回答はありませんでしたが、現在は取り扱う種類や数量は店舗によって異なるがほぼ全店で取り扱いがあるとのことです。実際に昨年5月にグリーンピースが全国の消費者ボランティアと一緒にが実施した調査では、調べた9割以上のお店にオーガニック野菜がありました(注)。

さらに、大阪にあるオーガニック・ローカル・ヘルシーをコンセプトとした新業態「ビオラル」では、オーガニック農産物を豊富に取りそろえるほか、複数種類のオーガニックのお米も販売しているそうです。

現在のところ、全店舗で国産オーガニック野菜とお米を置いて欲しいという私たちのお願いに一番近いスーパーとして、今後も品揃えの強化やオーガニック米の広がりに期待です。

 写真:ライフ本社に隣接するセントラルスクエア西宮原店

 

バローは去年と変わらず…

一方、東海地方を中心に展開するバローとは昨年に続き面談することができず、郵送で署名を提出しました。署名を受けての回答をいただくことはできましたが、昨年とほぼ変わらず「国産有機野菜・米に限らず、商品の取扱方針について開示しておりません」という内容でした。オーガニックを求める需要は確実に高まっており、ぜひ消費者の声に応えてほしいです。

 

あなたの声がスーパーに届いています!

以前よりも、スーパーでオーガニックの野菜やお米を選べるようになってきていることを、実感している人も多いのではないでしょうか?消費者や生産者の、オーガニックの取り扱いを増やして、という声が、確実に届いています!

今回署名を提出するのは全部で7社。3月末の時点で、4社に提出しましたが、その内3社が昨年よりオーガニック商品を増やし、今後も拡大すると表明しました。2016年から実施したオーガニック署名のキャンペーンを通して、消費者の声は確実に届いていることがわかります。今後、残り3社(イオン、ユニー、成城石井)にも提出する予定です。

全店舗でオーガニックを取り扱うことで、消費者はより身近にオーガニックを購買することができ、生産者の販路も広がり、日本の有機農業は広がっていきます。消費者、生産者、販売者でオーガニックを広げる輪を広げていきましょう。

注) グリーンピース・レポート「国産有機農産物の販売状況調査」


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ライター 食と農業チーム 石原

食と農業チーム 石原

石原 謙治 Kenji Ishihara
食と農業キャンペーン キャンペーナー。趣味はサッカー観戦です。

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