【ごみ&省エネ編】ドイツの市民と一緒に、循環する暮らし方を考えたら、ワクワクする未来が見えてきた
ENERGY 2018.11.14

【ごみ&省エネ編】ドイツの市民と一緒に、循環する暮らし方を考えたら、ワクワクする未来が見えてきた

皆さんこんにちは。広報担当の土屋です。

ドイツにある自然エネルギー100%を供給する協同組合、グリーンピース・エナジー(GPエナジー)のイベントで見聞きした、役立つ情報や感じたことを共有する、2つ目のブログです。

今回は、使うエネルギーと、家庭から排出するごみをいかに減らし、物を循環させていくかについてがテーマです。

GPエナジーは、エネルギーという分野を超えて、衣食住といった私たちの暮らしを、より良い消費行動に変えていくための情報提供を行っています。

 

まず本当に必要か?を考えることから

「ごみを減らす」を話し合ったチームでは、物を買う前に、まず本当に必要か?という疑問を持つことが大切で、消費を減らすことから始められると指摘しました。

本当に必要だとしても、24時間ずっと必要ではない場合、買わずとも誰かに借りれるかもしれません。「買う」行為が、余りにも私たちにとって普通の行動になっていますが、少し視野を広げれば、物やサービスを共有する「シェアリング」というビジネスは今どんどん広がっています。自転車も車も、買わずに借りることができる時代です。

もし、物を買ったならば、大切に長く使う、壊れたら修理する、不要になったら誰かにあげる、飽きたらアップサイクリングする(例えばTシャツを布ぞうりにするなど)、といった「捨てる」以外の行動によって、ごみを減らす方法はいくらでもあります。

捨ててしまえば、物の一生はそこで終わります。実際には、環境に蓄積され負担になるのですが。でも、修理する、誰かにあげる、アップサイクリングするという行動は、自分のスキルの幅を広げたり、誰かとつながったりする機会にもなりえます。

 

【ごみ&省エネ編】ドイツの市民と一緒に、循環する暮らし方を考えたら、ワクワクする未来が見えてきた

「ごみを減らす」について発表するチーム (c) Christine Lutz / Greenpeace Energy

捨てる以外の行動が秘める、可能性に気づく

「捨てる」を「循環させる」に転換していくことに秘められた可能性の大きさに、私はこのワークショップを通して気がつくことができました。

「使い捨て社会」から「物が循環していく社会」になったら、人々が関わり合う機会がいろんな場面で増えていき、今よりもきっと温かく、楽しい社会になるだろうな、と胸がワクワクしてきました。

週末のベルリンで見かけたのは、中古品を売るフリーマーケットが開かれていて、たくさんの人が集まっている様子です。

道端でミニ・フリーマーケットを開いている子どもたちの姿もあり、物を循環させ、マーケットで会話を楽しむ、ドイツ市民の日常がそこにありました。

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ドイツ・ベルリンで週末開かれるフリーマーケットで、中古品を物色する市民たち (c) Greenpeace


Spotifyよりラジオを聞くのも、省エネにつながる

最後に、「省エネ」です。チームの中に、IT業界で働いている人がいて興味深い指摘がありました。

今、世界全体の電力消費の7%は、IT産業が占めていています*1。スマートフォンやパソコンの普及が進み、インターネットの利用が成長し続けているのが大きな理由です。インターネットの使い方次第で、省エネすることが可能です。

紹介されていたのは、個人が好きな音楽を選択し、閲覧する「スポティファイ(Spotify)」や「ユーチューブ(Youtube)」といったオンラインのプラットフォームは、一斉配信するラジオに比べて、データを多く消費するそうです。

データを多く消費すると、データセンターが稼働し、大量の電力を消費します。ラジオを聞くようにすると、省エネになるというのは、とても新しい視点でした。

GPエナジーがおすすめする省エネは、電球はLEDを使うこと、待機電力を減らすこと、古い冷蔵庫などの家庭の電力消費の原因を突き止めて、省エネモデルに買い換えること、家の断熱を強化することなどです。

GPエナジー本部がある、ドイツの第二の都市ハンブルク市街では、照明の数を減らし、ほとんどLED化されているそうです。

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省エネを話し合っているワークショップの様子 (c) Christine Lutz / Greenpeace Energy

暮らしを循環させていくために、できることを見つけよう

皆さんは、暮らしのムダを減らし、循環させていくために、どんなアイデアを実践していますか?ぜひ、家族や友人と話し合ってみてください。

おすすめの技があったら、ぜひ教えてくださいね。

 

エネルギーも循環型へ

最後に忘れないでほしいのが、エネルギーも循環型にしていく必要があるということです。

持続可能な自然エネルギーを家庭で消費できるよう、パワーシフトキャンペーンでは、自然エネルギーを重視している電力会社を紹介しています。ぜひご家庭の電力をスイッチするのに、参考にしてみてください。

>> http://power-shift.org/

おうちの電気をパワーシフトする

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ライター 広報 土屋

広報 土屋

土屋亜紀子 Akiko Tsuchiya
広報担当。北極から南極まで、国内外のキャンペーン情報を発信します。自然とともにある暮らし、オーガニック食材・玄米菜食を中心とした食養を実践中!とにかく猫をはじめとする動物が好き。

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